1stアルバム『RENOVATION』

〈収録曲〉

《RENOVATION セルフライナーノーツ》

Gt, Vo TaKaRaによるセルフライナーノーツを公開！

結構古い曲で前身バンド解散後に樹くん二人でアコギ × ピアノのアコースティックライブもしたことある曲です。ドライブソングなので車の中で聞いて欲しいですね。
始動後2曲目に出した曲なんですが、このバンドのひとつのテーマでもあるギターとピアノの共存、そしてギターvsピアノっていうのを最初に形にできたと思います。ソロもピアノ→ギターに入れ替わったりもしてます。

RenoVeightZとして最初に公開した曲なので思い出深い曲ではあります。でも曲自体は意外とさらっとできたというか歌詞も含めあまり苦しんだ記憶はないですね。
偶然なんですがこの曲のAメロのコードって僕が生まれて初めて作った曲ととてもよく似てまして、 その曲が今のバンドで最初に公開する曲になったというのは、どこかで運命的なものはあったのかもしれません。たまたまですけど。

自分がこれまで作った曲の中ではTOP3に入るくらい気に入ってる曲でした。ただ若い頃はどうやってもうまくアレンジできず放置してたんですが、それなりに年齢を重ねてようやく表現ができるようになったと思います。
メンバーにも足し算ではなく引き算でのアレンジをすごく要求しました。ちょっとした音の長さとか和音とかもこだわってしまって結構難航した記憶がありますね。

Aメロとサビと間奏でそれぞれ違う世界観をミックスさせた曲ですね。ちょっとサイケ感も出て、いい意味で僕らにとって異質な曲となったと思います。今のところ唯一ピアノが入ってない曲ですね。
Aはワウメインのアレンジになったけどそこに行きつくまで苦労したね。
アルバムの中ではこの曲の歌詞は割と気に入ってます。

僕はコードフェチで◯-m7-5とかややこしいコードが好きなんですが、それを思い切っていっぱい使ったれと思って使いまくった曲です。またドラムのUMAが好きそうだろうなとUMAの元カノの名前を仮タイトルにした曲でもあります。
ジャンル的にはオルタナとかグランジだと思ってるんですが、そのタイプの曲でテンションコードだらけでピアノも入ってるのって割と珍しいんじゃないかと思ってます。

元は弾き語り曲で自分の中では珍しくシンプルなコード進行の曲です。アレンジですが最初はギターをメインにしてたのをしっくり来ず、一回全部やり直してピアノを前に出していくことでしっくり来ました。この曲で自分たちの音を発見できたような気がします。

曲調も歌詞もジメッとして陰気臭いんですが、そういうの好きなんですよね笑

樹くん作曲で仮タイトルが「さわやか○○(←UMAの本名)」。彼もなかなか悪いです。
勢いもあってポップで最初は他の曲に合うかなとも思ったけど、一つ幅を広げられたなと思います。
歌詞は僕のひねくれた部分がすごく出てるというか、そのままの意味で見たときと、違う視点から見たときに意味が違ってくるような書き方をしてみました。

20歳くらいの頃に書いた曲で、RenoVeightZになって曲出しした中ではかなり古い曲です。その当時、メンバーに曲を聴いてもらっては評価をしてもらってたんですが、たしか一番評価が高かった曲だったと思います。
歌詞も含め、自分の中では20代前半を象徴するようなノスタルジックな曲です。

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