2019年4月に1stアルバム発売後、YouTubeなどに配信された6曲にプラスして先行配信の「monochro」を加えた新曲4曲の計10曲入りのニューアルバム。
〈収録曲〉
1, monochro (作詞:TaKaRa 作曲:TaKaRa)
2, Impulse (作詞:TaKaRa 作曲:TaKaRa)
3, Don't Keep Still -じっとしていられない- (作詞:TaKaRa 作曲:TaKaRa)
4, リナリア (作詞:TaKaRa 作曲:樹)
5, Hermit (作詞:TaKaRa 作曲:TaKaRa)
6, Wait and See (作詞:TaKaRa 作曲:TaKaRa)
7, Merciless Self (作詞:TaKaRa 作曲:樹)
8, Answer (作詞:TaKaRa 作曲:TaKaRa)
9, Fall in Green (作詞:TaKaRa 作曲:TaKaRa)
10, Resign[Bonus track] (作詞:yama。 作曲:yama。)
《RENOVATION セルフライナーノーツ》
メンバーによるセルフライナーノーツを毎日更新!
1, monochro
1人バンド時代にもやってた曲で2016年の再始動時に4人で生演奏で合わせた曲。そういう意味ではリノベイツで実は一番古い曲なのかも。
元々はシンプルなロックだったけど今回イントロと間奏を大幅に変更して一気に壮大になった。イントロはあの有名なクラシックのアルペジオをお借りしてみた。
ギターの聴きどころは間奏のノイズソロかな。こういうのはライブやってる頃多用してたけどDTMでも思い通りに表現できるようになってきた。(Gt&Vo. TaKaRa)
原曲の時からピアノを入れるイメージがなく、いいんですかこの曲にピアノ入れさせてもらって、という様なスタンスでした。
イントロの作りからピアノの立ち位置がはっきり出てきた感じでした。ストレートなロックですが、自分たちらしい、ピアノがある中でのやり方は出せたのではないかなと思います。(Pi. 樹)
昔、実際叩いたことのある曲ですね。
今は打ち込みによる制作となったのでどこまで再現できるかなと思いましたけどうまく再現できたのではないかなと思っています。(Dr. UMA)
2, Impulse
元はアコギリフから作っていった曲。個人的にはリフから曲を作るのは割と珍しい。レコーディングでは当初エレキのみでリフを弾いてたんやけど、Rチャンネルにアコギを混ぜてしっくり来た。 歌詞としては元バンドマンの煮え切らない心情を描いてる。一番音楽したいけど出来てない時期に書いたんじゃないかな。この曲ができてアルバムの方向性が定まった気がする。(Gt&Vo. TaKaRa)
あくまでアコースティックギターを全面に出した形で、少しオールドロックよりなテイストを出したかったので、あまり広がりある音や現代的な音は抑えめに、シンプルさが出る様に心がけました。
ハイウェイ感のある感じになったと思います。サビ前の「before one knows」にハマっております。(Pi. 樹)
デモの段階で好きだったのでゴリ推ししました!サクッとできちゃいました。これが最も修正が少なかった曲じゃないかな。(Dr. UMA)
3, Don't Keep Still -じっとしていられない-
1人バンド時代からの曲で自分のやりたい方向性がわかってきたなと思えた曲のひとつ。これができたときは泥臭くてキャッチーでオシャレでロックみたいなバラバラの方向性が共存できてきたかなと思えた。もしライブをやったら演奏してみたい曲、NO.1かな。(Gt&Vo. TaKaRa)
「Impulse」と比べると、こっちはオルガンメインで作りました。この曲でうちらの音源でのオルガン音はこの音が合うんだなぁと感じた曲でもあります。間奏のユニゾンは難しいことはしてませんが、結構こういうユニゾンがうちらの新しい色になるんじゃないかなと布石の様に思った曲でもあります。(Pi. 樹)
これも昔叩いたことがある曲です。跳ねる感じは好きなので再現しやすかったです。実際叩いてたら目を瞑って気持ちよく叩いていることでしょう。(Dr. UMA)
4, リナリア
樹くんがこの曲を出してきたとき、これはいい曲だ!と思った。ピアノ主体なんやけどRenoVeigjhtZでやってハマる、けど俺が作れない曲っていうところにすぽっとハマった。
00年代のインディーロックとピアノロックが綺麗に混ざり合ったような感じがした。ギターは樹くんのデモからあんまり変えずにできるだけ再現することを心がけた。らしさを見せたのはワウノイズくらいかな。
歌詞はこのアルバムの中では一番気にいってる。(Gt&Vo. TaKaRa)
曲自体は2年前くらいにデモとしてあり、いつかやりたいなと思っていましたが、予想より早く出せました。リナリアの花言葉の様に、少し人が人を想うイメージを持っていたので、そういった面がイメージ通り出た曲になったと思います。(Pi. 樹)
なんか、歌詞の意味が私とリンクしてるらしいですよ。どういう意味かはあまり言えないですがねw(Dr. UMA)
5, Hermit
最初はみんな自由な感じでアレンジしていったけどしっくりこなくて、もう一度一からアレンジを作り直した。
アコースティックな世界観とウォーキングベースでのジャズっぽさを出しつつ、前からやってみたかったOasisの「Wanderwall」みたいなアコギとチェロを混ぜるのをトライした。
アルバムの中でこの曲のベースが一番大変だった。
歌詞のテーマは世捨て人。世の中を上から俯瞰するんじゃなく下から見上げたときにどんなふうに見えるのかっていうのを考えて書いた。(Gt&Vo. TaKaRa)
雰囲気を重視して色々な音を試しました。チェロと鈴は入れたいなと思っていたので、それを軸にエレピでも音色はいじってピアノも弾き方を変えました。1stアルバムが出来た後で作った曲でもあったので、新しい1面と今後の幅が広がった。そういう曲になったと思います。(Pi. 樹)
物凄い苦労しました。。。メンバーが嫌いになるくらいやり直しさせられました。幅は広がりましたけどね。(Dr. UMA)
6, Wait and See
元は弾き語りっぽい曲でドラムのタム回しっぽいフレーズを思いついて一気に完成した。ピアノとギターのバランスがすごく気に入ってる。僕が音楽のテーマにしてる二面性を、サビの綺麗だけど音が混ざって汚い感じ、Aメロとかの泥臭いけどカチッとした感じで表現できたかなと思う。実はこの曲の原型を作ったとき、たくさん曲の原型が湧き出て来た日で、12曲くらい作ってその中に「Impulse」、「Hermit」、前のアルバムに入ってる「Escape」、そしてこの「Wait and See」があった。(Gt&Vo. TaKaRa)
個人的には好きな曲で、らしいと言えばらしいピアノが弾けたかなと思います。Bメロのピアノフレーズは結構気に入ってます、サビもこういう弾き方はあまりピアノではしないんですが、頑張りました。右手がつりそうになるので、長時間弾くのは難しいです。(Pi. 樹)
結構スピッツを意識して作りました。スピッツ好きな人には分かるかもしれないです。サビのフィルとかね。(Dr. UMA)
7, Merciless Self
前身バンド時代のリメイク。構成やメロディは同じでアレンジは変えている。ギターはポストロックっぽいのをイメージして、いつもよりギタリストって意識で弾いた。
歌詞も原曲からサビ以外全部変えている。テーマは切腹の介錯。前身バンド時代に何気なく付けた「Merciless Self=無慈悲な自己」から発展させた。(Gt&Vo. TaKaRa)
前身バンドでもやっていた自身の曲をリアレンジ。以前はシンセが入っていましたが、大人になったのか抜いても大丈夫な仕上がり
になりました。曲構成が若々しい自分を思い出してくれます。こういう曲はもう書けないと思います。(Pi. 樹)
この曲は、前のバンドからあった曲で、僕自身は大きく変更したところはないのですが、昔の曲はボーカルがすごい怒りながら歌ってたのが印象的だったので個人的にはちょっと物足りない気持ちですw(Dr. UMA)
8, Answer
1人バンド時代の1曲目にやった曲で、ただのロックじゃないいつまでも残るような普遍的なロック、そして泥臭くて洗練されたような音楽が形にできた曲。この曲がなかったら音楽続けられてなかったかもしれん。元はギターメインのアレンジやったけどピアノが入ったことでより深みを増したんじゃないかなと思う。(Gt&Vo. TaKaRa)
今となっては幅を広げてくれた曲になりました。スモーキーな形は頭でわかっていても、なかなかどうしたらいいものかと作っているときは試行錯誤しながらアレンジをしました。弾かずして空気感を出せる様に、サビが持ち上がる様に考えた曲です。(Pi. 樹)
9, Fall in Green
ライブバンド時代からやってた曲。といってもサビもアレンジも全く違う。そしてRenoVeightZとしても2曲目くらいにやり出してボツってた曲。
当初はもう少し元気なギターポップっぽかったがしっくり来ず、ギター2本とベースで和音を刻んでドラムのタム回しっていう方向でしっくりきた。
歌詞は爽やかには聞こえるけど結構病んでる。5月病みたいな感じ。ミックスも一番時間がかかったし、ほんと出せてよかった。(Gt&Vo. TaKaRa)
本当に苦労しました、疾走感やその通りの爽やかさがあり、ピアノが前に出て欲しいというコンセプトでしたが、やればやるほどダサくて何回もボツりました。これも当初はシンセなども加えていましたが、全部カットしてピアノとバイオリンを少々入れた程度にしました。(Pi. 樹)
温めに温め過ぎて、発酵しまくりの曲です。時間がかかりました。。。一番迷走したんじゃないかな。ポップな感じにも挑戦したけど、本当に出すのが恥ずかしいくらいな感じに仕上がっちゃってwよくぞここまで出来たなと思います。(Dr. UMA)
10, Resign(Bonus track) 6/15公開
yama。さんとコラボした曲だけど、いい曲だしせっかくなのでボーナストラックという形で収録させていただいた。メンバー以外の人の曲をアレンジすること、人の書いた歌詞を歌うこと、色々と新鮮だった。ボーナストラックなので最後に持ってきたけど、締めにはぴったりの曲だなと思う。(Gt&Vo. TaKaRa)
デモはTaKaRaさんが作ってくれたので、そのイメージを壊さずに弾きました。原曲がyama。さんの曲ですが、弾き語りを聞いた時点、自分たちと近しいイメージ
を持ってきてくれたので、すんなりアレンジしやすかったです。Answerに近しいアレンジイメージで出来たので、Answerが出来ていなければ、こういう風には出来てなかったかもしれません。(Pi. 樹)
いい曲ですよ、本当に。今のメンバーで1番表現しやすい曲調で、作りながら改めていい曲だなぁと思っちゃいました。元々こういう曲調は好きな方なので自然と色々アイデアが思い浮かびました。貴重なコラボ作曲、また機会があれば是非したいですね。(Dr. UMA)
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